嘘のような本当の話『イソジン』の真相!?

 先日、吉村知事の嘘のような本当の話として『イソジン』について語られたことで物議を醸したと思いますが、勝手に真相!?について予想してみました。

 

 当院でも、新型コロナウィルスが報道された当初よりすぐに、診察前にイソジン(ポピドンヨード)を用いたうがいをお願いしていました。

 報道でも言われているように医療関係者なら誰しもが、ポピドンヨードを用いれば効果があることなんてわかっているよ、と思われるかもしれません。

 さらに、頻繁に用いると副作用が心配じゃないか、と言った意見もよくわかります。

買い占めや転売する人も増えてどうしてくれるんだ、という意見もごもっともです。

 

 でも、待ってください。吉村知事ってそんなに頭が悪いと思いますか?

間違いなく、素晴らしく優秀だと思います。大阪の誇れる人だと思います。

報道を聞いた方々も、決してメディアの切り取った偏向報道のように一部だけを聞いて判断して欲しくないです。

 

 今回の『イソジン』の発言に至るまでの経緯と、わざわざこの時期に発言する意味を考えてみて欲しいです。

 

経緯としましては

1、『Go To トラベル』で旅行しましょう。という国の方針に対して吉村知事は『いきなり全国でやるべきではない』と発言

2、西村大臣の『Go To トラベル』で旅行しましょう。でも、『帰省』は控えましょう。といったニュアンスの発言

3、西村大臣の発言に対して、吉村知事は『年に1回、お盆の時期に会うというのは親族であれば大事。静かに親族と会って盆を過ごすというのは、行政が自粛してくださいというものではない。そこまで自粛というのであれば、Go To キャンペーンをやめるべきじゃないか』と発言

 この発言こそが、今回の『イソジン』の真相!?につながるのではないかと思います。

吉村知事は、小さなお子さんや高齢者の親族に会いたいが、新型コロナのために『会いたくても会えなくて非常に残念な思いをされている方々』に、とても配慮された発言に感じました。

特に施設に入所されている親族に会いに行くのなんて、もっての他だという雰囲気です。だれも会いに来てくれなくて寂しい思いをしている高齢者もたくさんいるはずです。来年の盆まで元気でいれるかどうかわからない方からすれば、気力までうばわれてしまいます。

 

 そんな状況の中での『イソジン』の発言。しかも、タイミングは盆休みの直前です。

報道でも、有名なお医者さんが『イソジン(ポピドンヨード)でうがいしたあと、1時間程度でウィルスが再び増えるケースもある。うがい薬を使って、何回もうがいをすると喉を痛める可能性もあるので、注意が必要だ』と批判気味の発言をしていました。

 

 わざわざ、このタイミングで吉村知事がこんなわかりきったことを言っているのは、丁寧にことこまかに発言できない立場で言えないでしょうが、

『お盆休みに親族と会うのであれば、ゴハンぐらい一緒に食べたくないですか?でも、マスクを外さないとゴハンを食べれないのにどうすればいいのですか?だから、イソジン(ポピドンヨード)でうがいして短時間の会食であればリスクは最小限に抑えれますよ。』

と伝えたかったのではないでしょうか?

年に1回の楽しみを叶えさせてあげたかったのではないでしょうか?

直接具体的な発言できないですが、真相を汲み取って欲しかったのではないでしょうか?

 

 さすがに、ここまで言ってしまうと帰省を推奨していると捉えられてしまうため、このような中途半端な発言になったのではないかと思います。

 

 あくまで吉村知事を応援する大阪人の意見ですので、真相はわかりません。

 

『延命を目指す医療』も大切ですが、『個人の意思を尊重』することも大切だと思います。

非常に難しい問題だと思います。

 

最後に

イソジン(ポピドンヨード)の買い占め・転売は絶対しないでください。

手に入らなくなると医療現場では、非常に困ります。お願いします。