治療の詳細 −症例ページ−

※すべてが当院で行なった症例です。

口腔内環境により治療方法、結果が異なる場合がございます。

 歯科治療でどのような治療方法があり、その治療にはどのようなメリット・デメリットがあるのかが非常にわかりにくい部分が多いと思われます。そういった疑問点を少しでも解決できればと考えております。

 もし、疑問点等がございましたら、ご相談メールをお待ちしておりますのでお気軽にご相談してください。

CR充填 −保険診療−

CR充填

説明

・保険内の治療です。

・歯に近い色のレジン素材の詰め物です。

・治療回数は1〜4歯程度までで1回です。(状態によっては1歯ずつや2歯ずつ進める場合もあります)

メリット

・歯と同じような色調のため、審美的に優れる。

・強度が歯より弱いため、かみ合う対合歯へのダメージが少ない。

・歯の削る量を最小限に抑えることができる。

・欠けたりした場合、その部分だけを補修する事ができる。

・接着面に隙間が出来にくいため、二次ムシ歯のリスクが少ない。

・金属よりアレルギーの可能性が少ない。

・保険診療のため、比較的安価で治療できる。

デメリット

・レジン素材のため、経年的に色調が黄ばんできやすい。

・強度が歯より弱いため、欠けたりすることがある。

・口腔内で形を整えるため、担当する歯科医師の技術やお口の開く量で仕上がりが異なりやすい。

 一般的には神経をとらないといけないほど、大きなムシ歯です。このような時がMTAセメントの出番です。

 まずはしっかりとムシ歯を除去します。神経の部屋と交通している部分にMTAセメントを入れます。

 MTAセメントの上にCR(プラスチックの詰め物)で仮詰して経過をみていきます。

説明

・歯と歯の間がせまいと歯科医院でのお掃除する器具が十分に入らないことがあります。

・均等に歯と歯の間の距離を保つことでご自身でのお手入れが非常にしやすくなります。

矯正+CR充填

説明

矯正治療により上の真ん中のスキマを埋めています。右上の2番目の歯が元々小さかったため、CR充填により左上の2番目の歯と大きさを揃えることで左右対称的な歯並びへと改善しております。

※歯のスキマを矯正せずにそのまま、埋めてしまうと真ん中の歯だけが大きく見えてしまいバランスが悪くなりやすいため、矯正治療を併用しております。

矯正治療 −自費診療−

拡大床

説明

・1週間にネジを90度分2〜3回に分けて回していきます。

・ネジが回るとプレートが左右に広がり、歯も一緒に広がっていきます。

・歯が並び切るために、必要なスペースが不足している場合に使います。

メリット

・取り外し式の装置のため、掃除がしやすい。学校につけていかなくても良い。食事に影響がない。

・矯正治療の中では、比較的安価に矯正治療ができる。

デメリット

・取り外し式の装置のため、毎日・規定の時間つけないと歯が動かない。

・1歯ずつの細かな移動が出来ない。

・適応症が限られる。

インビザライン −マウスピース矯正−

説明

・歯の型取りから行います。

・歯の型をパソコン上に取り込み、理想の歯並びへとパソコン上で移動させます。

・現在の状態から理想の歯並びの状態までプレート1枚に付き、最大0,25㎜動かしたプレートを1〜2週間おきに次々と交換していくことで歯がプレートに合わせて移動していきます。

メリット

・取り外し式の装置のため、掃除がしやすい。食事に影響がない。

・矯正装置が透明のマウスピースのため、装置をつけていても目立ちにくい。

 ※全体写真の左はマウスピース矯正装置を装着しています。

・1歯ずつの細かな移動が出来る。

・事前にシュミレーションで治療の流れを確認できる。

デメリット

・取り外し式の装置のため、毎日・規定の時間つけないと歯が動かない。

・適応症が限られる。

ブラケット矯正

説明

・1歯ずつにブラケットと呼ばれる歯とワイヤーを繋ぐ装置を貼っていき、ワイヤーやゴム等の力を使って歯を動かしていきます。

・歯を大幅に動かすことができ、様々な移動が可能です。

メリット

・1歯ずつの細かな移動が出来る。

・様々な移動に対応ができる。

デメリット

・固定式の装置のため、目立つ。掃除がしにくい。食事がとりにくい。

部分矯正

説明

・1歯ずつにブラケットと呼ばれる歯とワイヤーを繋ぐ装置やゴムを引っ掛ける装置を貼っていき、ワイヤーやゴム等の力を使って歯を動かしていきます。

・今回の場合は、上顎の3番目から3番目のみにブラケットを貼り矯正しております。

・大部分が問題ない歯並びの場合のみ適応となりますが、治療期間・費用ともに大幅に抑えることができます。

メリット

・1歯ずつの細かな移動が出来る。

・様々な移動に対応ができる。

・部分的に装置をつけるだけのため、治療期間・費用ともに大幅に抑えられる。

デメリット

・固定式の装置のため、目立つ。掃除がしにくい。食事がとりにくい。

・大部分が問題のない歯並びであったりと適応が限られる。

矯正+インプラント

歯を長期的に残していくためには、安定したかみ合わせと歯周病の予防が必須となります。

矯正によって、安定したかみ合わせと清掃しやすい歯並びに改善して、歯が足りない部分はインプラントで補っております。インプラントの弱点である歯周病になりにくいように清掃しやすい歯並びに改善しておくことは、見た目以上に機能面において非常に大切です。

インプラント −自費診療−

インプラント

説明

・骨内にインプラント体をまず埋入していきます。(骨幅が足りない場合は、骨をつくる処置(骨造成)が必要におなります)

・インプラント体にアバットメントと呼ばれる土台をネジ留めし、被せ物をかぶせる。もしくはインプラント体に土台と被せ物が一体となった被せ物をネジ留めします。

メリット

・前後の歯にかかわらず、歯がない部分のみで治療ができる。

・審美的に仕上げることができる。

・自分自身の歯に近い感覚で食事ができる。

デメリット

・外科処置が必要で、場合によっては骨を造る治療が必要となる場合がある。

・インプラントは歯周病になるリスクがあるため、歯周病の予防が必要となる。

審美(セラミック)治療 −自費診療−

審美(セラミック)治療

説明

・セラミックによる審美的改善、機能的改善を目的とした治療です。

メリット

・金属を使わないセラミック(ジルコニアセラミック)を使うため、歯のフチに金属色や黒ずみがみえないです。

・光を通す素材のため、処置後もし撤去が必要になっても撤去が可能です。(神経の治療が必要な場合等)

デメリット

・土台が黒ずんでいる場合等は、経年的に土台の部分が見えてしまう可能性はあります。

・割れてしまう可能性があります。

・口腔内の状態によっては、歯周外科処置が必要な場合もあります。

親知らずの抜歯 −保険診療−

親知らずの抜歯

メリット

・親知らずはお口の中のかなり奥にはえているため、ハミガキを十分に行うことが非常に困難となります。

 抜歯することで親知らずとその手前の歯がムシ歯と歯周病のリスクを下げることができます。

・親知らず自体が横を向いてはえている場合や一部分がハグキにかぶさっている場合、親知らずの周囲に炎症

 を引き起こすリスクが高く、激痛をともなうことがあります。抜歯することで回避できます。

デメリット

・抜歯することによる術後の痛み・出血・感染、術野の腫れ、はえかたによっては知覚麻痺のリスクがあります。

 基本的には抜歯によるメリットがデメリットを上回る場合に行います。

歯周外科処置 −根面被覆−

歯周外科処置 ー根面被覆ー

メリット

・審美面において改善ができる。

・将来的にハグキが下がることの予防となる。

・知覚過敏の改善になる。

デメリット

・外科処置が必要となる。

根管充填 −保険診療−


神経の治療へのこだわり

 歯の神経の治療を行う部分は非常に狭くて、暗くて、湾曲しています。そのため、治療が非常に難しいです。

そこで、当院ではライト付き拡大鏡(10倍)、マイクロスコープを用いることで拡大し、明るい環境で治療を行なっております。さらに湾曲や複雑な形をした場合でも、出来る限りキレイに清掃するためにラバーダムをしてレーザーを用いております。