2016 AAP(アメリカ歯周病学会)

 ご無沙汰しておりました。久しぶりのブログです。

誠に勝手ながら、先月の9月7日〜15日まで臨時休診を頂いていたのですが、アメリカ歯科の研修と学会に行っておりました。

 歯科関係者以外はなかなか、アメリカまで行って研修や学会と聞いても何をしているんだろうと疑問に思われると思いますのでよかったら読んでみてください。

 まずはシアトルまで行き、SwedishMedicalCenterというところに歯周外科処置の研修をしてきました。アメリカでも有数の非常に環境の整った素晴らしい施設で様々な講義から実習までを受講させて頂きました。

 全てにおいて規模が大きいです。

 実習でペアを組んだ先生は群馬から来られたそうで、日本各地から受講しに来られています。

 歯科界の大御所に囲まれて緊張しています。

 その後、すぐにサンディエゴに移動し、ISPPS研修にて世界の著名な先生方日本の著名な先生方最先端から長期に渡る歯科治療の講演が行われました。

 今回メインのAAP(アメリカ歯周病学会)です。

 4日間かけ、いままでの歯周治療に対する歴史を踏まえた上でのこれからの主流となり得る治療法を徹底的に学んできました。

 現時点での1番良い治療をすることはモチロンのことですが、今後の新たな治療法を踏まえた上で移行しやすい形の治療をしていくことが非常に重要ではないかと考えます。

 進化論を唱えたダーウィンは、「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」という考えを示したと言われています。

 今後の変化をいち早く察知して対応できる方法を備えておくこと歯科治療においても非常に大切です。

 そのためには、定期検査で変化を継続して見ていくことが非常に重要だと思われます。